デュエル・マスターズ

2ヶ月ほど前。

実家に帰省した時に母親から今年高校受験を控える弟について相談された。

友達とオンラインでゲームばっかりしている。

ゲームばっかりするなと注意すると、

友達は課金をしているけど俺は課金していない。

課金せずに勝つために俺は練習しているんだ。

と言われた。

課金どうこうはよくわからないが、とりあえず勉強して欲しい。

どうすれば勉強をするようになるだろうか。

と。

俺は

 課金しないことを誇りに思ってるっていうのは、結局時間の大切さをわかっていないだけなんだよね。

 勉強してお金稼いで課金した方が賢いっていうことを理解させたらいいんじゃないかな。

と回答した。

母親は

「ええこと言うなあ。」

と、心底感動しているようだった。

そんな俺は、去年の年末からスマホのゲームを始めている。

『デュエル・マスターズ・プレイス』(通称デュエマ)だ。

小学校高学年から中学生前半にかけて、俺はデュエマに死ぬほどハマっていた。

大会にも何度か出たことがある。

中学生の頃は周りにデュエマをやっている人がおらず、土日はよく自分で何個かデッキを作って詰めデュエルをしていた。

そんなデュエマをスマホ一台で、日本中の人といつでも対戦できるとなるとやらずにはいられなかった。

社会人になってから全くゲームをやって来なかったことが嘘みたいに、俺は再び死ぬほどハマっている。

今も当時と変わらず

いい勝ち方をした後はしばらく余韻に浸る。

ふとした時にデッキの構成を考えている。

そして、あくまで課金はしない。

うん。当時の自分と、そして今の弟と何ら変わらない。

成長したのは闇文明を使うようになったぐらいだった。